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コラム 11月15日更新

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とってもロハスなアンチエイジング
〜食育としてのマクロビオティック その1〜
同志社大学アンチエイジングリーサーチセンター教授 米井嘉一

 今回はロハスの食育としてマクロビオティックをとりあげます。マクロビオティックとは、食育に限って言えば、汚染されない穀類・野菜・海草を食べ、伝統的な方法で作られた味噌・醤油・塩を使い、良く噛み、腹八分だけおいしくいただくといった正しい食生活を目指すことです。そこには、宇宙の秩序と自然の法則とが調和する生活を営むことによって、人間性の進化を目指すという精神文化が基盤にあります。

 「マクロビオティック健康法〜正食のすすめ〜」(久司道夫著)を読むと、食育以外にも、独自の宇宙論、生命エネルギー理論が展開されていますが、精神については「病は気から、老化も気から」の一言でほとんどカバーすることができます。

 食事摂取カロリーは年齢や性別等によって異なりますが、腹八分を良く噛んで(一口50噛み以上、病気の時は100噛み)食べれば調度良いと説いています。医学的には標準体重60kgの人で1600〜2200カロリーになります。回数は1日2〜3回、就寝前3時間は避けるようにします。植物性食材と動物性食材の比率は7:1に保ち、主食は精白しない穀類が理想です。玄米は栄養たっぷりの理想的な主食ですが、良く噛まないと消化不良や異常発酵をきたし、有機肥料栽培で特別に管理された玄米を選ばないと農薬汚染の影響を受けてしまいます。その他、調味料は自然なものを使う、ミネラルバランスを考える、同じ調理法・食材を繰り返さない、化学調味料・色素・保存剤などの食品添加物を避けるなどの注意があります。マクロビオティックを誤った形で実践すると、蛋白質摂取量が不足する恐れがあります。ごく少量の肉・魚・乳製品と、豆類・穀類のすべてに含まれる蛋白量が、70歳以上者でも70g以上、70歳以下では80〜100gとなるように摂取した方がよいでしょう。自然の摂理の観点からは、季節のもの、旬のもの、その土地のものを食べることが基本です。旬の野菜の方が季節はずれの野菜よりもビタミンが豊富に含まれています。



著者プロフィール:米井 嘉一(よねい よしかず)
同志社大学アンチエイジングリーサーチセンター教授
米井嘉一 1958年東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒。
日本鋼管病院内科・人間ドック脳室長を経て、現在、同志社大学アンチエイジングリサーチセンター教授、(株)サウンドハウス産業医。Anti-Aging Medicine
(抗加齢医学)の伝道師としてテレビ、ラジオ、雑誌等で活動中。
http://www.yonei-labo.com/

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