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くらしを考える
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第23回 食品添加物の恐さ
−元添加物商社のトップセールスマンの告発本を読んで− |
最近発刊された元添加物商社のトップセールスマンの告発本を読みました。食品添加物の現場にいた著者の告発はリアルで、食品製造の裏側を知ると怖くて食べられません。
中でも、通常なら廃棄されるくず肉を大量の添加物を使ってミートボールに変身させ、目玉商品として大ヒットさせる手法には驚きました。ソフト感をだすため人造肉を加え、化学調味料・ラード・加工でんぷん・結着剤・乳化剤・着色料・保存料・P.H調整剤・酸化防止剤等の添加物を使って肉団子を作り、化学調味料・着色料・酸味料・増粘多糖類で作ったソースをからめて真空パック・加熱殺菌して出来上がったミートボールは、まさに添加物の塊です。しかしそれを自分の子供たちが喜んで食べるのを見た著者は、思わず「食べるの待って!」と叫び、罪悪感にさいなまれ会社を辞めたのです。
そこで思い出しました、自分の会社の食品は食べないとか、農家では出荷用と自宅用の作物は別に栽培していると言う話を。私たち消費者は何を食べさせられているのでしょう。うまみのベースとなるのは@塩A化学調味料Bたんぱく加水分解物で、この3つはあらゆる加工食品に使われています。30年ほど前は大ブームだった化学調味料は、今は家庭での消費が減少しているのに、加工食品には尚も大量に使われています。問題はたんぱく加水分解物です。子供がこの味を知ってしまうと、味覚がマヒして天然のだしなどの淡白な味をおいしいと思わなくなり、インスタントラーメンやスナック菓子を欲しがる子供になってしまいます。
最も心配なのは、国が認可しているから、一流メーカーが作っているからと、安心して複数の添加物を摂取した場合の危険性です。添加物の複合摂取による発がん性の有無、また大量に摂った場合の人体への悪影響などを早く研究してほしいものです。 |
(消費生活コンサルタント 桐原照子)
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