成田の将来と日本の未来を見据えて撃つ!そんなあなたにホットな話題をお送りする最先端オピニオンWEBサイト
Narita City Journal 成田 シティージャーナル

成田の話題とコラム

Narita City Journal 成田 シティージャーナル
・トップページ ・掲示板 ・お問合せ ・成田 シティージャーナルの紙面をダウンロード
コラム 11月15日更新

ご案内

くらしを考える

第21回 病院からもらう薬を半額に−ジェネリック医薬品のすすめ

 2002年4月より、国がジェネリック医薬品の使用促進策を取り入れ、各基幹病院でジェネリック医薬品が採用されるようになりました。同じ効き目で約半額の薬を利用できることになったわけです。薬には先発医薬品と後発医薬品の2種類があります。ジェネリック医薬品は後発医薬品のことで、先発医薬品(新薬)の特許有効期間20〜25年が切れた後、他の製薬メーカーから発売される成分が全く同じ医薬品のことを言います。新薬の開発には150億〜200億という莫大な開発費用と多くのスタッフによる10〜15年間の研究に明け暮れる歳月がかかりますが、日の目を見た新薬は開発した製薬会社の宝物であり、新薬特許20年は手厚く保護されます。しかし薬の値段の大半は研究開発費が占めており、特許期間満了後も過保護により高価な設定が続いています。欧米では良く効き副作用の少ない薬が最も歓迎されるのに対し、日本ではまだ効き目も副作用も良く分からないが滅法高い「画期的新薬」が良く売れる傾向にあります。欧米では50%普及しているジェネリック医薬品についても私たちはあまり知らない、従って要求もしない、医師もあまり関心がないというのが実情かもしれません。薬は人間の体内に直接入る物質ですから安全が不可欠条件ですが、ジェネリックは厚生労働省の厳しい検査を受けて承認されていますので薬効も副作用も同じです。本格的な少子高齢化を迎える日本では医療費の問題は深刻です。ジェネリック医薬品は国全体の医療費削減に貢献すると同時に家計負担も軽減します。医療ジャーナリストの方々がジェネリック医薬品の普及に力を入れるとともに、私たち一人ひとりの問題意識が医師や医療システムを動かすのではないでしょうか。


(消費生活コンサルタント 桐原照子)

この記事のご意見はこちら
サウンドハウスファニチャーハウスネットハウス成田の命泉 大和の湯