成田の将来と日本の未来を見据えて撃つ!そんなあなたにホットな話題をお送りする最先端オピニオンWEBサイト
Narita City Journal 成田 シティージャーナル

成田の話題とコラム

Narita City Journal 成田 シティージャーナル
・トップページ ・掲示板 ・お問合せ ・成田 シティージャーナルの紙面をダウンロード
コラム 09月15日更新

ご案内

くらしを考える

第18回 遺伝子組み換え作物・・・農場を見学して

 先日、日本モンサント社の河内研究農場を見学しました。ここは遺伝子組み換え(GM)の作物を栽培、研究しているところです。GMは、ある生物から目的とする有用な性質を持つ遺伝子を取り出して他の植物等に組み込むことです。同種の遺伝子を組み合わせる従来の品種改良と違い、GM技術は種を超えた生物から有用な遺伝子を得られるという利点があります。たとえば病気に強い生物の遺伝子を組み込むと病気に強い作物が出来るのです。場内は環境への安全のため、花粉等が外へ飛散して他の植物に影響を与えないよう、畑がフェンスで一定区画されていました。又畑に入るときは用意された長靴に履き替え、出るときは洗ってというように配慮もされていました。畑には組み替えトウモロコシと非組み換えトウモロコシが栽培されていて、組み換えトウモロコシのほうは殆ど被害がない状態でしたが、非組み換えトウモロコシは見るも無残に害虫に食い荒らされていました。従来トウモロコシの害虫駆除は大量の農薬の散布が必要でしたが、遺伝子組み換えされたトウモロコシの葉や実を食べた特定のガの幼虫は死滅(人や哺乳類には無害と言われている)するため農薬の使用は激減します。

 しかし問題もいろいろ指摘されています。
1.成分に関して:遺伝子を操作することにより予想外の有毒物質が産出されるのでは?又害虫への毒性は人間にも毒性があるのでは?2.環境への影響:自然の植物との交配により生態系を乱すのでは?、又農薬に耐性のあるスーパー雑草が出来るのでは?といった懸念 等です。自給率が低い日本では少ない耕地面積で多量の収穫を実現するため遺伝子組み換えは必要な技術の1つとは思いますが、先ず安全性をしっかり見極めて、くれぐれも次世代への影響を残さないよう期待したいものです。


(消費生活コンサルタント 桐原照子)

この記事のご意見はこちら
サウンドハウスファニチャーハウスネットハウス成田の命泉 大和の湯