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くらしを考える
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第17回 「もったいない」精神・・・大きなうねりを! |
ワンガリ・マータイ女史の「もったいないに感動した」という言葉は、私たちにその精神を少なからず蘇らせてくれました。日本人の「もったいない」精神が廃れだしたのは恐らく高度成長期に入ってからです。その頃の日本は消費は美徳」「消費は王様」といった言葉に踊らされ、消費万能の潮に飲み込まれていました。もともと日本は資源が乏しいため、生活はつましく、「米は一粒も残さず」と言われて育ち、ものを大事にする「もったいない」の精神は親から子へと受け継がれてきました。もったいない」の基準は個人で差がありますが、ちょっと見渡しても今は無数の「もったいない」が即座に挙げられます。
●価格調整の犠牲
今年も採れすぎたキャベツを処分。施設に配ったり、安く売るなど出来ないものか。
・・ ・もったいない!
●食べ残し
世界中で8億人が飢えに苦しんでいるのに、日本では食糧の60%を輸入に頼りながらその4分の1を賞味期限切れと食べ残しで廃棄。
・・・もったいない!
●コンビニ
24時間エアコン・照明フル稼働。店を2〜3時間クローズすればどれだけ省エネできるか。
・・・もったいない!
●自販機
設置台数は世界の約3分の1。電力消費も半端ではないが種類の多さにはあきれるばかり。
・・・もったいない!
●修理不要
めざましい技術開発で次々に新製品が出現。修理するより買ったほうが安いことも。「ものを大事に」はどこへやら。
・・・もったいない!
と、挙げればきりがありません。
各々が便利さに引きずられないライフスタイルを持ち、「もったいない」と思う心を持つことがこれからの地球環境を守っていく大切なキーであると思います。私たちもこのせっかくの感動を一過性に終わらせることなく、大きなうねりに変えていくよう力を合わせるべきではないでしょうか |
(消費生活コンサルタント 桐原照子)
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