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くらしを考える
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第13回 人にやさしいユニバーサルデザイン
・・・これからのモノづくり・・・ |
近頃、『ユニバーサルデザイン(UD)』という言葉をあちこちで耳にします。ユニバーサルデザインとは「すべての人のためのデザイン」と言う意味で、「人は誰でも人らしく生きる権利がある」という発想がこめられています。障害のある人が使いやすいように障壁をなくそうとする『バリアフリー』をさらに発展させた考え方で、「すべての人が人生のある時点で何らかの障害をもつ」ことを想定し、障害の有無や国籍、人種等にかかわらず多様な人々が気持ちよく使えるようにあらかじめ都市や生活環境をつくっていこうというものです。UDの領域は製品、施設、都市などの目に見えるものから、サービスやシステムなどの目に見えないものまで多岐にわたっています。
UDの主な製品として
★右利き、左利きにも使えるはさみ
★ゴムの締め付けがゆるい靴下
★文字、数字の大きい家電
★全ての操作が楽な姿勢でできる自販機
などがあります。UD専門店には意外な発見があり、楽しいものがいっぱいあります。
しかし、日本での街づくりやコミュニケーションのUD化はまだ始まったばかりで、モデルとなる事例はあまり多くはなく、長びく不況もあってUD化された社会の実現にはまだまだ長い時間と多額の資金を要することでしょう。また国や地方自治体のかかわりも見逃せません。自治体政策のUD化に欠かせない課題が市民参加の拡大です。UDは未来を暮らしやすく真に豊かな社会を実現するための1つの方法です。みんなが暮らしやすい社会をつくるために、自分でできる範囲で社会と関連を保ちながら一人ひとりが創意工夫し、あるいは人づくり、組織づくり、ネットワークづくりに主体的に参加して「豊かな街づくり」を目指したいものです。
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(消費生活コンサルタント 桐原照子)
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