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くらしを考える
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第10回 サプリメント〜上手に摂ろう |
「サプリメント」とは栄養補助食品の総称です。食事で不足する栄養素を補完することが目的の食品で、平成13年4月から特定保健用食品(トクホ)と合わせて一定の規格を満たす食品を栄養機能食品として位置づけられました。いわゆる健康食品とは別に分類されます。サプリメントは、エネルギー代謝や新陳代謝を促進するビタミンやミネラルなどの副栄養素の補給を主目的とし、健康な体を維持して病気にならない予防医学の発想からアメリカで誕生したものです。栄養素は食事から摂るのが基本ですが、現代は食事だけで6大栄養素をバランス良く摂るのが難しくなっています。私たちが日常的に食べている食品は副栄養素の少ない加工食品が増えて栄養価が全体的に低下しています。
また食材に含まれる栄養素も年々少なくなっており、特にビタミンやミネラルなどの副栄養素が大量に失われています。たとえばセロリ100gに含まれるビタミンCは、1950年では30mgも含まれていたのが、1982年では何とその2割の6mgしか入っておらず、わずか30年の間に8割ものビタミンが失われています。ニンジンのビタミンAは7割も減少しています。その最大の理由は、栽培する土地がやせてしまったことで、農薬や科学肥料の影響も大きいと言われています。もし生野菜をバケツいっぱい食べれば十分なビタミンは補給出来るかもしれませんが、それは事実上不可能です。足りない副栄養素を毎日の食事の中で補うとすると、やはりサプリメントの有効利用ということになります。自分の健康は自分で守る。健康な日常生活を送るためには、バランスの良い食事を心がけた上で、サプリメントの役割や摂取方法を十分理解し、補助栄養としてサプリメントを上手に利用してはいかがでしょうか。 |
(消費生活コンサルタント 桐原照子)
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