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くらしを考える
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第7回 電磁波・・・・・生体への影響 |
今年の1月、日本環境研究所の日本疫学会で、子供と電気製品の白血病との関連を調べた調査結果では、子供の磁場を1週間測定して電磁波の強い部屋(4ミリガウス以上)の子供は白血病の発症率が2.63倍という発表がありました。電気毛布を使っていた子供は、不使用だった子供に比べて小児白血病の発症率が1.83倍、寝室の明かりで1.94倍、超音波加湿器使用で2.15倍、テレビの長時間視聴で1.84倍というリスクの上昇が見られるということ、また妊娠中の母親がヘヤードライヤーを高頻度に使用した場合、生まれた子供の発症率が1.57倍ということです。欧米では電磁波問題は「21世紀の公害」といわれ、1997年の全米ガン研究所が行った調査でも同じような結果が確認されています。又発がん性についての動物実験でも、家庭でのごく一般的な電気製品の使用で浴びる電磁波でガンが発生することがあるという研究結果も発表されています(ワシントン大学)。少々の遺伝子の損傷は体が自分で修復するのですが、損傷が多くなると細胞がガン化する確率が高くなるのだそうです。
私たちは、携帯電話、パソコン、電子レンジなどの家電品、送電線、電波塔など電磁波汚染の中で暮らしています。フランス政府は「16歳未満の子供は携帯電話をなるべく使わないように」、「妊産婦は携帯電話本体を腹部から離すように」という旨の勧告を出したとのことです。私たちは「電気は安全な物」と思い込んで生活しています。しかし電気があるところには必ず電磁波が発生します。電磁波の人体への影響のメカニズムはまだ未解明な部分も多いのですが、疑わしきは回避して、なるべく強い電磁波を浴びないような生活(本体から距離を置く等)を工夫し、次世代に対する責務としてその予防法を考えてみたいものです。 |
(消費生活コンサルタント 桐原照子)
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