VOL.66
かもねぎの COME ON MUSIC ! !
テキサス・ブルースのふるさとを訪ねて〜
|

オースチンのギターモニュメント |
先日テキサス州オースチンに行って来ました。テキサスといえば私が大好きなブルースの故郷で、古くはTボーン・ウォーカーやアルバート・コリンズを輩出しました。我々の世代では20年前に亡くなったスティービー・レイ・ボーンもこの町の出身です。私が訪ねたダウンタウンは残念ながらレストランばかりが並び、ライブハウスはつぶれ、ずいぶん寂れた印象がありました。おそらく石油がないと本当に何も無い町なのでしょう。
さてこのテキサス出身のTボーン・ウォーカーですが、エレキギターの歴史の中で画期的なことをしています。それはギターソロです。それまでのギターは伴奏楽器としての意味合いが強く、コードを刻むリズム楽器だったのです。1940年代の音楽はビッグバンドが主流でした。それまでのアコースティックギターでは音量でも負けてしまいます。エレキギターが1940年代に発売されると皆こぞって手にしました。その中でもTボーン・ウォーカーは単弦によるアドリブギターソロ、しかもチョーキングまでやっています。またジミ・ヘンドリックスでも有名な背中弾き、しかも大開脚まで加えて、エンターテイナーとしても超一流でした。
テキサスのブルースシーンがどのように発展したか、オースチンの町を見るだけではなかなか想像できませんが、それでもこの町は革新的なミュージシャンを生み続けてきました。今は廃れていますが、是非また世界的なアーティストを輩出して欲しいものです。
|
 |
|