VOL.64
かもねぎの COME ON MUSIC ! !
恩を音(オン)で返す〜受け継がれていくもの〜
GWは私の故郷、九州で演奏してきました。5月3日は佐賀県唐津市。この日はデビュー前のMODSのドラマーだった矢野務氏を中心にした、ロックのスタンダードを演奏するセッション。私が学生時代からお世話になった大先輩ばかりで非常に緊張しました。演奏者の平均年齢も高く、最近では珍しい「カモネギが一番若手」という状況でしたが、気持ちよく演奏でき、お客様にも喜んでいただけました。翌日は博多のライブハウスでの演奏。前日とは打って変わって、平均年齢22〜3歳の若者の中におじさんが一人と言う状況。この日も大盛況でした。唐津での演奏の時は「学生時代にみんなから教わったことが今でも生きている」という話で盛り上がりました。
翌日の博多では若者相手に「こうすればよくなるんじゃない?」などと演奏方法についてアドバイスをしました。先輩が教えてくれたことは、例えばドレミファソラシドを正しい運指で数多くのバリエーションで弾くとか、リズムの練習はひたすらメトロノームにあわせて弾くとか基本的な事ばかりですが、これをおろそかにしていたら上達しません。きっと若かりし頃の自分に、先輩方はもどかしかったのかもしれませんが、粘り強く教えてくれました。
今回、博多で若者バンドと出会い、彼らの演奏にアドバイスしたときに、「これが先輩への恩返しかもしれない」と思いました。自分がしてもらってうれしかったことを次の世代に引き継ぐ。それが簡単なドレミでも、カホンを叩くときの手のフォームでも、ギターの握り方でも些細なことでも、アドバイスによって音楽をもっと貪欲に追求すれば、彼らはより素敵な音を作れるようになるかもしれない。 「恩を音で返す」年齢や国籍を超えてこれからも頑張っていこうと思ったのであります。
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