VOL.58
かもねぎの COME ON MUSIC ! !
〜懐かしくも新しい!魅惑のラップスチールギター〜
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スチールギターと演奏に使われる鉄製のトーンーバー
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楽器を手に入れるというのはひとえに縁だなぁと思います。スチールギターはハワイアンでよく使われており、特に昭和30年代にハワイアン・バンドブームを経験された方には馴染みの深い楽器ではないでしょうか?自分自身、スチールギターには以前から非常に興味があったのですが、いざやろうと思ってもなかなか売ってないし、いいなあと思ったモデルは非常に高価で、気軽にやってみるという代物でもありませんでした。
ところが、ある日突然わが師匠のTAD三浦氏より、EPIPHONE ELECTRAの、しかも7弦のラップスチールを譲っていただけることになったのです。自分で探してもなかなか見つからなかったのだから、これも縁ですよね〜。しかもこれは戦中のアメリカ製で、かなり珍しい7弦の貴重なモデルのようです。とりあえずOPEN
D+Cという変則チューニングを編み出しました。非常に涼しげな音色が独特で、ハワイアンには馴染みがない私もついつい、アロハオエ〜というよりもアロエミナ〜的な未熟なスチールギターを楽しんでいます。スチールギターと一般のギターの決定的な違いは左手。トーンバーといわれる鉄製の棒で演奏します。今までは、指がどれだけ開くか、早く動くかといった練習がメインでしたので、妙な動きに慣れません。しかしこれがとても面白く、まるでエレキギターを弾き始めた中学生のように夢中になっています。最近は高田漣などの台頭により、ペダルスチールやラップスチールが脚光を浴びています。ブルースでラップスチールギターをプレイする人は少ないですが、最近のJ-POPはもちろん、沖縄民謡、ハードロックなどにもマッチするラップスチールギターは、間口が広く、幅広い年齢層に人気がある稀有な楽器なのかも知れません。なんといっても私の年代だと演奏している人が少なく、競争相手がいないのも魅力だったりして。
これからは、スチールギターもがんばります。
来年もよろしくお願いします。
(ギタリスト 加茂尚広)
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