VOL.31
かもねぎの COME ON MUSIC!!
〜カモネギ名曲選その2「ROLLING STONE」〜
世界を代表するロックバンド、ROLLING STONESのバンド名が、ある有名ブルースマンの大ヒット曲に由来しているのをご存知ですか?若き日のキース・リチャーズとミック・ジャガーがあこがれていたのがマディ・ウォーターズです。 その後2人はそのヒット曲にあやかったロックバンドROLLING
STONESを結成、BETALESの対抗馬として人気を博していくことになります。50年代超人的な人気を誇ったマディも、エルヴィス・プレスリーをはじめとするロックンロール勢の台頭により、本国アメリカでも次第に活躍の場を失いました。しかし60年代中頃ローリング・ストーンズがプレイするマディ・ウォーターズを始めとするブルース、R&Bはイギリスで熱狂的な人気を博します。キース・リチャーズは「俺たちの使命はみんなの目をブルースに向けさせること」と公言し、マディを絶賛しました。皮肉なことにアメリカの若者は自分達を熱狂させている英国ローリング・ストーンズの音楽が、実は自国アメリカの物だということを知るのです。1964年にUSAツアーにやってきたポール・マッカートニーは「アメリカで誰に会いたいですか?」と聞かれ「マディ・ウォーターズとボ・ディドリーだ」と答えました。すると記者は「それはどこの地名ですか?」と尋ね、ポールは「君たちは自分の国のスーパースターを知らないのか」とあきれたというエピソードがあります。マディ自身も当初「自国の白人のキッズに音楽を理解してもらうのには、よその国から誰かを呼んできて説明してもらうのが近道ってことなのか?」と揶揄しました。「ROLLING
STONE」という曲はギターとベースのみのシンプルな1コードのブルースです。そのシンプルなブルースに見せられたロックの巨人とブルースの神様の意外な接点と、逆転珍現象は、後世の音楽ファンを魅了する有名なエピソードとして語り継がれています。
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