VOL.30
かもねぎの COME ON MUSIC!!
〜カモネギ名曲選その1「京都慕情」〜
夏の京都は風情があっていいですね。さて今回から様々な名曲にまつわる逸話などもご 紹介したいと思います。最近のマイブームは渚ゆう子。みうらじゅん監修の京都シリーズのベストアルバム『京都フェロモン菩薩』も話題になりましたが、その中でも「京都慕情」は京都の名所を盛り込んだラブソングです。作曲はベンチャーズですが、非常に日本的な情緒にあふれています。最近ではサニーサイドアップというグループもカバーしています。この曲はコード進行も実に面白く、C→Dm→Em→F→C→Am→Dm7→Cとルートを追っていけば、ドレミファソラ〜となる直球ストレートなダイアトニック進行です。あまりにもストレートすぎて逆に思いつかないんじゃないですかね。それと渚ゆう子サウンドを決定付けたのが大正琴。普段ロックやブルースしか聴かない私にとってこれは新鮮でした。特定の楽器がジャンルを印象付けることがよくあります。ブルーグラスならバンジョー、ブルースならハーモニカ、ハワイアンならウクレレなどなど。異論はあるかもしれませんが大正琴というのは渚ゆう子サウンドではないかと思います。実際この曲は面白いことにゆったりしたリズムはもちろん、HIPHOPなどのスクエアなビートにもマッチします。また12弦ギターをフィーチャーしたアコースティックバージョンも面白いのでは?アレンジもしやすいところが最近また再評価をされている秘訣かもしれませんね。夏の京都に思いを馳せて大正琴の音色に耳を澄ませてみてはいかがでしょうか?
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