VOL.15
かもねぎの COME ON MUSIC!!
〜ベースのルーツ〜
昔はバンドでも地味 な印象だったベースですが、アンサンブルには欠かせない楽器です。そのルーツはオーケストラのコントラバスです。これは低音を出す為ボディそのものを大きくしたものですが、コントラバスなんて誰でも手に入るものではないですから様々な工夫を凝らして代用品が生まれました。写真のウォッシュタブ・ベースはその最たるものでしょう。金だらいに紐を通して棒に結んだだけ。これを指ではじけば立派にベースの音が出ます。(演奏するにはかなりのテクニックが必要ですが)以前紹介したジャグと呼ばれるアメリカの戦前の音楽がルーツになっています。こんな物まで楽器になってしまうのはおかしみすらありますが音楽は生活と一体になって発展したもの、DIY精神を垣間見ました。それまでコントラバスや管楽器のチューバ、スーザフォーンなどが低音を受け持っていましたが戦後エレキベースの誕生によりベースは著しく発展を遂げます。一番の発展はフレットがついたことでしょう。それまでのコントラバスはバイオリンタイプの指板だった為正確な音程を出すには練習の他正確な耳が必要でした。
しかしFENDER社によって発売されたエレキベースによってベースは最も親しみ易い楽器になりました。現在のバンドではなくてはならないベースもルーツを辿るとまったく違う姿が見えてきますね。ちなみに私が若い頃はバンド組みたい奴が集まるとじゃんけんで負けた人が担当することが多かったですね。又親戚のおばちゃんがきて「楽器始めたんだって?何か1曲弾いてよ。」といわれて弾くと困惑されたりして・・・。
でもブラスバンド、ブルースバンド、オーケストラどんなジャンルにも欠かせないベース。だって直訳すれば土台、地味ながら縁の下の力持ちなのです。 |