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株式"透視"
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| 12,700円どころで下げ止まるか!?そこでの判断が年末を制す!! |
本年5月以来の政府の景気踊り場脱却宣言、郵政解散総選挙での小泉自民党の圧勝、こうした事を好感したオイルマネーを中心とした大量の外人買いということを背景とした強烈な上昇相場に、動揺が出て来た。改めて1万3,000円以上での大商いによるしこりが警戒されることになりかねない。9月20日に1万3,000円大台乗せ以来10月21日(執筆時)まで21日間だが、この間の出来高合計は655億55万株で一日平均29億7,730万株である。
ともかくチャートパターンからみれば中勢三段上げの形である。
第一段上げが03年4月7,607円〜03年10月1万1,161円。
第二段上げが03年11月9,614円〜04年4月1万2,163円。
そしてほぼ1年間のもみ合いのあとの第三段上げが05年5月の1万825円から10月1万3,738円。
その後の動きを検証すると、
・高値からの下落率をみると、ザラバ値で10月5日高値1万3,783円から10月21日1万2,996円までの5.7%安は、この5月からの上昇過程では最大の調整安である。
・出来高、売買代金も増勢ストップから減少に転じた。出来高6日平均のピークは9月29日33億3,094万株。売買代金6日平均も10月5日2兆9,322億円がピーク。ともかくこれまでの驚異的な市場ボリュームはネット取引などのディーリング商いの活発化によるところが大きいが、売り買い・乗り降りの自由の大前提はそれをスムーズにこなすことができる大商いの連続である。これが減少傾向に入ったとなると、その前提が崩れ、つれて“買いが買いを呼ぶ”という回転商いでの株高論理が成り立たなくなることを意味する。
・株式相場の物色範囲の広がりを示す騰落状況を示すデータも強気観後退である。騰落銘柄数の差の25日平均である「騰落レシオ」の今回のピークは9月26日の119.6%。物色範囲に行き詰まり感が出てきた。
チャート的には既に強気からの転換を認めざるを得なくなってきているものがある。「ダウ・セオリー」の直前高値10月5日1万3,783円を上回れずに、直近押し目1万3,227円を下回ったために、「上昇トレンドの転換」ということに該当する。
下値目処としては、上昇過程での最後の“窓”である9月12日ザラバ安値1万2,813円と9月6日ザラバ高値1万2,730円。さらに10本抜き新値足の陰転ポイントは1万2,634円。
この辺で踏みとどまれば、まだ反発、高値更新の目が残る。あっさり割れてくるようだと上昇相場に“重大亀裂”とみての対処が必要となる。(10/23記)
日経平均(週足) |
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(文・鈴木晃一) |

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