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株式"透視"
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| 過熱感に超出来高!!相場の重石に!! |
9月11日総選挙での小泉自民党圧勝。解散日の日経平均は1万1,778円。開票結果は想定をはるかに上回る自民296、自公で衆院定数の3分の2を超える327議席とあって、その後の高値は執筆時点では9月21日1万3,196円と、解散日からは1,418円(12%)高という“棒上げ”となった。特に出来高は連日最多記録更新の超過熱であった。東証第一部の日々出来高の歴代ランキングは、SQも何も関係なくここへ来て上位は全て塗り替えられてしまった。
1位 36.98億−9月21日
2位 32.61億−9月20日
3位 30.38億−9月 9日
4位 30.13億−9月15日
ここまで全て先月9月である。
5位 29.04億−本年3月11日
6位 28.65億−昨年4月15日
7位 28.54億−バブル株高時の88年7月6日
これらの出来高急増はバブル期にはなかったネット・デイ・トレーディングの影響があるにしても、問題は株高−回転商いという歯車が止まった時には、この膨脹出来高が一気にしぼみ、それが株価の反動安に拍車をかけるという懸念は十分にある。1万3,000円台での30億株はそうしたリスクの上にある相場ということになりそうである。これを超える出来高が無いと高値更新が難しくなるがこれを超えると言うことを簡単に言うことは出来ない出来高である。
自民圧勝で、本来的には“日本買い”の円高となるべき為替相場は極めてクールな反応である。解散前日1ドル=111円38銭、選挙期間中の高値は109円04銭。小泉自民党圧勝直後でも109円76銭。そして9月23日に海外では112円台となった。株価と円相場の離反は注目である。
ほかにも米大型台風の影響、米国株価のもたつき、日本株割安感の消滅、原油市況の再騰模様、なども警戒材料である。いずれにせよ、目先的には政治・景気の好解釈面は相当部分織り込まれたと思われる。チャートでみた計算上の上値めどは、まず昨年5月17日1万505円から本年3月9日高値1万1,966円への上げ幅を1万1,966円に加算した1万3,427円。あとは昨年4月26日高値1万2,163円から昨年5月17日押し目1万505円までの押し幅の倍返しとなる1万3,821円あたりだが、今回はまだそこまで狙うのは難しいのではないか。相場の内容を、昨年4月高値時点と直近9月高値時点で比較しても、様々な指標から過熱感が現れ、相場先行きへの警戒信号が出ている。
「もうはまだなり、まだはもうなり」もう上がらないだろうと思った1万2,000円台はまだ上がった。異常な出来高をともない(それだけ買う人がいた)、まだ上がるだろうと言われるようになった1万3,000円台は、果たしてもう・・・となるか。。(9/25記)
日経平均(週足) |
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(文・鈴木晃一) |

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