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株式"透視"
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| 二番天井形成か!?転換点近しとみる!! |
今3月期決算での全産業連結純利益での12兆8,000億円という2期連続の過去最高更新、1月の鉱工業生産の前月比2.1%上昇をみて、“景気足踏み論”からの脱却が期待されたこと、4月からのペイオフ全面解禁後の市場への資金流入期待。来年からの商法改正をにらんだ外資系の買いや、原油高で潤っているオイルマネー(今回はノルウェーなど欧州系が主力)の買い。これらが相乗効果となっての株価強調できた。ただ日経平均での1万2,000円。これは市場一般的にはミニマムな目標値であり、1万3,000円〜1万4,000円を目論む筋からは、“単なる通過点”との感触でみるとしても、やはりこれは相場的には大きな意味合いを持っており、そう簡単に上抜けて、そこから一気の上伸というわけにはかなりの疑問もあるように思われる。
03年4月最安値以来の反騰相場での戻り高値が04年4月の1万2,163円。これは02年3〜5月の1万1,979円とも同じレベルである。また2000年4月のITバブル相場のピーク2万833円からの値下がり分の3分の1戻しの線も1万2,016円である。さらに問題はこの辺に向けての“市場ボリュームの壁”である。日経平均ひと値(10日平均)当りの出来高が3月2,650万株に達したが、これは歴史的にみても最高記録である。それだけに相場が一旦調整局面に傾いたとなると、ここ迄の相場の重みが一気に表面化する恐れがある。どこかで微妙な転換点を迎えるのも相場であり、それをどう乗り切っていくかを先読みして動くのも必要である。まず1万2,000円という株価のレベル。04年の戻り高値1万2,163円に対して上下2%の範囲は、ここを一気に大きく上抜けないと、一番天井に対する二番天井形成の動きとも見られること。プラス2%1万2,406円〜マイナス2%1万1,920円。執筆時点、3月高値は1万1,966円とあって、一応二番天井としての“下限ゾーン”に入ってきた。相場要素として市場心理面も重要。まだ記憶に新しい2000年以降の動きを振り返ってみても、株価ピークは2000年4月12日の2万833円。2001年5月7日の1万4,529円、2002年は、3月11日の1万1,919円と5月23日の1万1,979円のダブルトップ型。バブル崩壊後の最安値となったのが2003年4月28日の7,607円。そしてその後の反転高での戻り高値が2004年4月26日の1万2,163円。
こうして並べてみると、例年3月から5月の間に相場的転機が訪れており、特に4月26日、4月28日というゴールデンウィーク入り直前が注目されるところだ。過去最高に膨れ上がっている信用買残と売残。どちらに軍配が上がるかだが、個別に乱舞したとして、全体はとりあえず調整に入るのではないか。(3/24記)
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| 日経平均(週足) |
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(文・鈴木晃一) |

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