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コラム 08月15日更新

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株式"透視"

デットクロス・9日連続安 ! ! この意味するところは ! ?

 上値行きつかえでもたついている間に、相場のトレンド観測としては良くない形の“デッドクロス”となってしまった。既に中期の13週線は7月30日から長期の26週線を下回る状態となっているが、市場で最も話題になることの多い中期75日線が長期200日線を割り込むデッドクロスとなってしまったのが10月13日。バブル崩壊後のデットクロスは9回。それがその時の相場の最安値通過後は(だましは)ただの1回とあって、その相場的意味は理論通りというところ。デットクロス時の下降余力は、最安値通過後の1回を除いた8回の下降余力の平均で60.9%。これはデッドクロスまでの下降幅が全体の39.1%であったとする、かなり大きい下げ幅が残っているとの計算となる。では今回のデットクロスでの下値メド。4月26日最高値のあとの安値が5月17日の1万0,505円とあって、今後これを下回らずに次のゴールデンクロスとなると、最安値経過後の“だまし”のデッドクロスとなるが、これを下回った場合の計算値で、最高値1万2,163円、10月13日デッドクロス時1万1,195円で、ここまでの下降幅は968円。この数式で計算してみると、デッドクロス時から1,508円マイナスの9,687円となってしまう。ともかく今回のデッドクロスの持つ意味が本来的となるのは1万0,505円を下回ってからである点、この1万0,505円が最大重要チャートポイントとなってきた。もう一つ気になるのは、9/15から24までの9日連続安である。連続での高安はやはり何か相場的な意味合いを持っていることが多い。昨年4月最安値からの反転高は5日連騰で始まった。本年4月戻り高値からの反落調整は6日連続安で始まった。そして今回の9日連続安は2002年12月16日までの9日連続安以来だが、この時は翌2003年4月まで、なお不良債権処理をめぐっての銀行株不安と、それともからむ持ち合い解消売りや年金代行返上売りなどの株式需給悪環境で、相場の低迷深刻化が続いたことが思い起こされる。そうなると今回の9日連続安はやはり何かを示唆している可能性はある。多くのアナリストがボックス相場を予想する中、1万0,505円を下回ると底が深くなる可能性のある事を気にかけておく方が良いと思われる。

日経平均(週足)
日経平均

(文・鈴木晃一)
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