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株式"透視"
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| 楽観とともに成熟しやがて幸福感とともに消えてゆく |
さて1万2,000円。ここまでくれば"単なる通過点"でもっと上を目指すというのが大方の見方ではあろうが、1万1,000円を完全攻略するのにも、昨年9月から本年3月までほぼ6ヶ月も要したことをみれば、この1万2,000円も大変な相場ポイントであるのは間違いない。短期リズムとしても,昨年11月安値から本年1月戻りまでの上昇幅を2月押し目に乗せたN字型では1万1,854円。チャート的な上値関門としては、2002年3〜5月の戻り相場のヤマ1万1,919円―1万1,979円のゾーン。またITバブル高値2万833円からの昨年最安値7,607円までの下げ幅の3分の1戻りが1万2,016円と、ともかくこの辺は一応の目標感達成での戻り売り、利喰い売りが大きく待ち構えているところだ。世界の株式市場の動きをみても、3月戻り新値切りからは日本の独走が目立つが、そのため逆に"割安感"はなくなってきている。その点上昇への勢いが止まった場合には、外人筋も円高と合わせての利益確定売りを急ぐ可能性も出てくる。日足上4/15は、せっかくの日経平均1万2,000円台を維持できずに、特にあのバブル最盛期の大記録を上回る史上第1位の28億6,514万株の出来高を伴って、ザラバ高値更新の1万2,189円からの一転急落、結局は前日比本年最大下げ幅の297円安になったということの相場的な意味合いは大きい。「新高値からの大商いでの急落」はチャート的にみれば目先的にせよ天井形成の典型的なパターンである。週足も4月第2週の上影陰線の「かなづち足」を、翌週大きく「陰線つつみ足」となったなど、これも高値行きつかえの目先天井波乱圏入りを示唆する形となっている。特にこの1万2,000円どころは今後の"出来高重圧"もあって、ここ1年間上昇後の"成熟相場"とみて対処すべきかと思われる。ともかく1万2,000円のカベを突き抜けたのは、記録的出来高による市場エネルギーの推進力であった。ここから上はこれまでの超大商い分の利食い売りが大量に控え、現実にも出てくるため、それを消化していくだけの上昇エネルギーが必要である。
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| 日経平均(週足) |
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| <空売り推奨> 9984
ソフトバンク |
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| 信用取引では下がると利益が出る取引が出来る。それが空売りであり、先に売りから入る。下がった所で買い戻しが出来れば利益となる。ただし、下げはゼロまでだが、上げは無限大のため、ロスカットは買いよりもきちんとする必要がある。(4/21記) |
(文・鈴木晃一) |

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