| 9300から10700のレンジ抜けるのは下か !? |
当面の日経平均を9300円から10700円のレンジ相場と想定し、レンジ内の売買をお勧めする。ただし、下記の通り今年の相場にはマイナス要因が多くあることを忘れないで欲しい。どこかで下抜ける可能性のほうが高いと思っている。
1.現在好調な米国経済も、減税効果が1-3月期で息切れし、米経済や企業業績の好調が市場の期待するほど長続きしない可能性が出てくる。これに続き日本の景気拡大も20ヶ月を超え2004年秋にピークアウトする公算となる。株式市場が先見性をもって動くなら、こうした景気の減速の可能性は、株式市場に悪影響を与えることになる。景気は政治の舵取り(政策)に関わる問題だ。
2.米大統領選挙は2004年1月に本格的なスタートを切り、各地の予備選や党員集会を経て、夏の民主・共和両党の全国大会で党の候補者が正式算出される。現在ブッシュの再選支持は50%まで低下しているが、テロが相次いで対イラク政策への不満が高まる状況に、軍事・製造業界の指示を得るための「ドル安政策」を一段と推し進める可能性が高い。日本への財政負担要求や円高・ドル安が日本株の重しとなる。
3.国内家計部門は、1990年度以降初の「資金不足」となった。公的資金や銀行は買えなくなったきている国債を個人に買わせようとしてきたが難しくなってきた。増税リスクが出始めている。
4.米SECの「空売り規則の緩和」により、売り方に自由度が広がり、上下のブレが大きくなることが予想される。
5.日本の為替介入資金の枯渇が近づいている。米国財政赤字のファイナンスに黄色信号が灯ることにより、米国の金利には大幅な上昇圧力が掛かる可能性が高い。世界経済のダウンサイド・リスクが高まる。
6.イラクへの自衛隊派遣の影響。
7.あしぎんHDに続いて、3月末の銀行決算に向け、ターゲットは地方銀行に移っている。そして地銀の再編は、地方経済を壊滅的にする可能性を持つ。
今年は買い相場と判断した時のみ推奨銘柄をあげることとします。
|
| 日経平均(週足) |

<過去の推奨銘柄のその後>
| 月 |
推奨銘柄 |
推奨日
寄付 |
その後の
高値 |
その後の
安値 |
12/16
終値 |
方針 |
| 11月号 |
トヨタ自動車 |
3240円 |
3640円 |
3130円 |
3560円 |
利食い売り |
| 12月号 |
AOCHD |
494円 |
529円 |
481円 |
489円 |
利食い売り |
|
|