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コラム 08月15日更新

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株式"透視"

ボックス相場継続か。それとも・・・

日経平均(週足)
 長らくダウントレンドにあった日経平均の200日移動平均線が上向きに転じた。バブル崩壊後のトレンドで見ると、1年を越す上昇トレンドの時にのみ上向いてきた経緯がある。また、99年4月以来3年ぶりに、日経平均100日と200日移動平均線がゴールデンクロスを実現した。中長期的な強気のサインが増えている。シナリオとしては、11000円から12000円までのボックス相場継続。ここを上に抜けるようなら、とりあえず13000円±300円まで上昇し、押し目底を入れて14000円台に向かうだろう。
 ハイテク相場の大きな天井は69年、84年、00年とほぼ15年周期できている。天井形成後、3年から5年は他のものと比べて、株価は上げてもパフォーマンスはおちている。主力の電機株は今期の業績回復を考慮してもなお国際的に割高な水準であるため、今回の上昇相場の主役は、ハイテクではなく内需関連・素材関連、いわゆる景気敏感株になるだろう。
 決算発表では、V字回復を鮮明にしたことと、自社株取得枠を設定する企業が多かったことが目立つ。政府の景気底入れ宣言は、政策によるものでは決してなく、企業の努力によるものである。効果的な税制改革や規制緩和、銀行の不良債権問題の解決が必要である。構造問題を克服できず、日米景気が腰折れすれば、今年度末にかけて再び1万円を割り込む可能性も残ってしまう。
<推奨銘柄>1919 エス・バイ・エル
推奨銘柄1919エス・バイ・エル
前述の通り、景気敏感株の中で、業績V字回復、1期限りの無配転落復配予定。自社株取得枠設定(上限700万株・10.5億円・発行株の8.6%)の、いくつもない中の1銘柄。
住宅事業93%。木質系プレハブ住宅大手。関西主体から関東も強化。03/3期は中高級戸建て住宅をてこ入れ。プレハブの低価格品やFC住宅は好調。人件費削減など合理化効果が発現。見積りシステムを変更、採算管理を徹底させる。一株純資産は640円で、0.2倍と低PBR。昨年12/19に83円上場来安値を付けてからは下値切り上げ型のチャートを見せている。中長期的には、昨年8月までの居所の良かった水準、250円どころまでの戻り期待。
株価 5月30日終値 147円
目標 185円
ロスカット   130円
<過去の推奨銘柄のその後>
推奨銘柄 推奨日
寄付
その後の
高値
その後の
安値
5/30
終値
方針
2月号  アイホン 1300円 1440円 1168円 1340円  利食い
3月号  タカラ 800円 1028円 770円 991円  目標達成・ 利食い
4月号  協和エクシオ 671円 678円 537円 622円  ロスカット後買い直し・
 利食い
5月号  ヨコレイ 601円 628円 591円 613円  持続

(2002年5月30日記)


(文・鈴木晃一)
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