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コラム 08月15日更新

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株式"透視"

強気に成り過ぎず弱気に成り過ぎず

 需給面の改善と、企業業績の回復期待の高まりにより、日経平均は2月6日を底にして上昇している。この先は、カラ売り規制に端を発した単なる官製相場なのか、それともファンダメンタルズの改善を織り込んできてのものなのかで、多少見方がかわる。官製相場と見た場合、明確なテーマが無い分腕力で買い上げられる。過去も株価対策が出た後、株価が上昇したケースでもあったことだが、一本調子で買われると反動が起きやすい。また、ファンダメンタルズから買い上がっているとすれば、株価が上昇してひと息ついた場合、過去10年がそうだったように、政策がトーンダウンするリスクがある。ここで、不良債権処理問題などを進めれば、さらなる上昇も読めるようになるが、”手綱が緩んだ”場合、本年度の相場の上値は限定されたものになるだろう。これまでは、低迷していた株価が、問題解決を促す役目を果たしてきたが、株価が堅調に推移することが、皮肉にも将来に対する不安を増幅することになりかねない。
 米国の景気回復期待入りと合わせて、国内でも在庫調整が進展してきたことによる景気循環的な効果から、景気観測は次第に明るさを取り戻しつつある。政策次第では今度こそ本当の上昇相場に入れるかもしれない。政策への失望が先送りされたのではなく、政策期待が先送りされたと思いたいが・・・
<推奨銘柄>1951 協和エクシオ
日商岩井
全般上げている中、出遅れが顕著なセクターに電気通信工事会社がある。その中で、NTT工事など電気通信工事で規模2位の、協和エクシオをとりあげる。
02/3期ドコモ向け次世代携帯電話工事が本格化。一般企業向け工事も堅調、売上高は増収予想。NTT工事後退は想定通り。グループ再編効果が発現し、最終利益は連単ともに増益予想。光ファイバー、ADSL、CATVなど高速ネット回線工事に引き続き注力。商況次第で人員削減など追加リストラ検討も。ダイオキシンなど有害物の処理装置分野にも注力している。02年度もNTT東西が一段と設備投資を削減する方向で環境は悪いが、それはすでに株価に織り込まれていると思われる。00/10には1466円の高値も。
株価 3月21日終値 670円
目標 900円
ロスカット   600円
<過去の推奨銘柄のその後>
推奨銘柄 推奨日
寄付
その後の
高値
その後の
安値
3/22
終値
方針
1月号  日商岩井 389円 82円 68円 68円  利食い
2月号  アイホン 1300円 1316円 1168円 1168円  半分利食いも
3月号  タカラ 1300円 1316円 1168円 1168円  決算発表待ち

(2002年3月22日記)


(文・鈴木晃一)
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