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コラム 09月15日更新

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日本とユダヤのハーモニー 第2部 〜日本語のルーツ

第8章
祇園祭りに潜むイスラエルの影 その5
〜「牛頭天王」の謎が今、解明される!
建国の神、スサノオはイザヤの孫だった!!

  ゴジラと言えば誰もが知っている怪獣の名前です。この名付け親は映画制作の担当者であり、鯨とゴリラを合体させて「ゴジラ」になるというアイデアが生まれたそうです。大変興味深いことに、ヘブライ語でもゴジラと同じGZLの子音を持ち、実際にはガザラ、もしくはゴゼルと発音される言葉が存在します。この言葉は「略奪」の意味を持ち、何となく怪獣ゴジラのイメージにぴったり合うように思えます。もしかすると枕言葉と同様に、表面的にはゴジラという日本語を装いながらも、実際はヘブライ語で別の意味になる言葉を上手に隠し持たせたのかもしれません。実はこの「略奪」というキーワードがスサノオと「ゴズ」の関係を解明する手がかりとなります。

 紀元前8世紀、イスラエル北王国が滅亡することを預言したイザヤは、家族や大勢のイスラエルの民と共に国を脱出して先祖の故郷であるタガーマハラに向かい、その後、日本列島を目指して大陸を横断しました。その際「マヘル・シャラル・ハシュ・バズ」と名付けられたイザヤの子が救世主として誕生することがイザヤ書に記載されています。この奇妙な名前は「急いで略奪し速やかに捕獲する者」を意味し、それは当時、北方で勢力を振るっていたアッシリアの大軍によってイスラエルが滅ぼされるという警告の象徴だったのです。一見乱暴なニュアンスを秘めた「略奪」という言葉ではありますが、これは単にイスラエル国家の崩壊だけでなく、失われた国家の復活を救世主が短期間で実現することを約束する意味も含められています。それ故、救世主は「インマヌエル」とも呼ばれ、神が共におられるという象徴として、敵を速やかに滅ぼし、新天地に神の御国を造ることを目指したのです。

 イスラエルの救世主とスサノオのイメージを比較すると類似点が幾つも浮かびあがってきます。まず「略奪」と命名されたイザヤの子と同様に、スサノオは「牛頭」として、「略奪」を意味するヘブライ語の「ゴズ」が名前として使われたことが挙げられます。ヘブライ語には略奪の意味を持つ言葉が複数あり、イザヤ書で用いられた「シャラル」や「バズ」だけでなく、「ゴゼル」という同義語もあります。この内、「バズ」と「ゴゼル」が共に転化して「ゴズ」と発音されるようになり、後世にて牛頭という漢字が当てられたと考えられます。またイザヤの子はヘブライ語で「イザナギ」と読み、またその子供がスサノオであるため、イザヤの子孫にあたると考えられる2人が共に「略奪」という名で呼ばれたことは注目に値します。当時の風習では孫であっても実子と同じ認識で語られたことや、イザヤ一族の中でも預言者として認知された者は同等の名前で呼ばれた可能性が高いこと、そしてゴズは「力をもって奪う」という意味において国家再建の為に不可欠な領土を取得することの象徴的な言葉でもあることからして、イザナギに与えられた天命が、その子孫にあたるスサノオに継続して託されたと考えられます。その結果、イザヤの子としてイザナギとスサノオは共に、「略奪」という意味の名で呼ばれることになったのです。

 スサノオはイザヤ一族の偉大な予言者の一人として、救世主と同じ「牛頭」という肩書きを担い、日本建国の土台を築き上げる為に戦い続けました。それが記紀に登場する諸々の神々を超越して、スサノオが日本建国の神として崇拝されることになった所以です。


(文・中島尚彦)

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