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日本とユダヤのハーモニー
第8章 イザナギ神話の謎に潜むイスラエルとイザヤ一族の影! !
古事記

 紀元前8世紀、国家の崩壊に局面したイスラエルにおいて無数の民がイザヤの予言に従って祖国を脱出し東方へ民族移動を始めました。そして一部の先鋭部隊は「日の出」方角にある「海の島々」を目指して旅したことはほぼ間違い無いと思われます。当時この極めて困難なアジア大陸の横断を決行し、先陣を切って約束の島へ向かったのが国家の救世主としてイザヤ書に登場するイザヤの子です。彼こそ日本の神話に登場するイザナギの実物像である可能性が高いのです。
預言者イザヤと日本の古代史は切り離して考えることはできません。日本書紀には初代神武天皇が大和を平定した時、八咫烏がエシキとオトシキの元に遣わされ「天神の子、汝を召す、イザワ、イザワ」と鳴いたと書いてあります。大言海によるとイザワは「イザヤと同じ」とあり、イザヤと神武天皇の間に何らかの関係があったと考えられます。また日本の皇祖である天照大神をまつる伊勢神宮の奥宮である「伊雑(いざわ)の宮」ではイスラエルのシンボル、ダビデの星が正式な紋となっています。更に伊勢神宮の参道沿いに設置されている石灯篭にはそのダビデの星と、皇室の紋である菊の紋が一緒に彫られています。日本建国の神である天照大神を祭る伊勢神宮のシンボルとしてイスラエルの紋が採用され、その奥宮が「イザヤの宮」と呼ばれている事実こそ、古代日本史にイザヤが絡んでいる証拠です。
そこで古事記や日本書紀に登場し、イザヤと頭2文字を共有するイザナギ・イザナミの語源に注目してみました。「伎」を男の義、「美」を女の義と解釈して「誘い君」と「誘い姫」の意味とする説や、イザをタガログ語等で第1を意味するISAとした上でナキとナミを南方諸島にルーツのあるラキ(男、夫)、ラミ(女、妻)として理解するという説、そしてイザを単なる地名として古語のアキ、アミに結びつけ「イサ国の男神、女神」と考える説など解釈は様々ですが、どれも説得力に欠けています。
イザナギの名前の意味は実は簡単だったのです。「イザ」はヘブライ語で「神の救い」を意味し、預言者イザヤの名前もここに由来しています。そして王子、統治者のことは、ナギッド、と呼び、実際の発音は語尾が脱落するため「ナギ」となります。例えば旧約聖書のダニエル書9章25節では油注がれた(選ばれた)王子のことを(メシアッ・ナギ)と呼び、この言葉は救世主を意味します。同様に「イザヤの王子」はイザヤ・ナギッドとなり、実際の発音はイザナギとほぼ同等になります。またヘブライ語にはナギッドと同義語の、ナミと発音される言葉もあり、イザナミの語源になったと思われます。
古事記ではイザナギとイザナミ二尊が日本に最初に天下り、日本の島々を生み出した話が書かれていますが、それは正にイスラエルの救世主としてアジア大陸を横断してきたイザヤの王子らが海を渡って日本へ東漸し、「国土をよく整えて作り固めていく」過程を神話化したものと考えられます。そしてイスラエルが崩壊した前722年から神武天皇が初代天皇として即位する前660年までのおよそ60年間、イザヤ一族によって着実に大和の国の土台が築き上げられていったのです。


(文・中島尚彦)

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