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コラム 08月15日更新

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Dr,米井のアンチエイジング講座 パート2

内から外からお肌のアンチエイジング(19)

  症状ごとの特殊ケア その3_3 「シミのケア〜シミの治療と予防」
シミのケアの最終回。シミの治療と予防についてです。あくまでも基本は「シミの原因」になることを避けることです。

◆トレチノイン・ハイドロキノン外用療法
 トレチノイン・ハイドロキノン外用療法は処方されるトレチノインクリームとハイドロキノンクリームを1日2回シミに塗る治療法です。
 ハイドロキシクリーム(ヒドロキノン乳酸軟膏)は、メラニン合成酵素であるチロジナーゼの阻害剤で、メラニン色素を作らせないようにする作用のあるクリームです。シミを薄くする効果はありますが、シミが肌の奥深く、真皮にまで達しているときは無効です。また妊娠中の方は使えません。一緒に含まれる乳酸には角質をはがす作用(ピーリング)があります。
 トレチノインも角質をとる働き(ピーリング作用)がある薬剤です。トレチノインとハイドロキノンを併用すると皮膚がヒリヒリすることもありますが、この場合はトレチノインを休止してください。

◆レーザー治療
 シミが真皮まで達しているときは、平行してレーザー治療を行います。皮膚を削る作用がある炭酸ガスレーザー、メラニン色素を蒸化させる作用のあるNd:YAGレーザーがよく使われる治療法です。
 シミは、肌が紫外線による刺激を受けたり、老化によって、メラニン色素が沈着することによって起こります。メラニン色素にのみ吸収されるレーザー光線を用いると、メラニン細胞のみが破壊され、色素沈着が治ります。エネルギーレベルが強すぎると、その熱が色素の周囲にまでおよび皮膚にやけどを起こすので、レーザー治療は、色素だけを燃やし周囲に熱が及ばないよう照射するテクニックが必要となります

◆シミの予防
 シミを取り除いたフレッシュな肌は紫外線に敏感で、メラニン色素を活発に産生する力があります。治療後1ヶ月は紫外線を徹底的に防いでください。色素沈着を防ぐビタミンCとEを豊富に摂取しましょう。ピーマン、ブロッコリーはお肌の美と健康によいビタミンCがたっぷりの優良野菜です。
 不規則な食事時間の方や独り暮らしで食事内容に自信のない方は、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質を豊富に含むサプリメントに頼りましょう。お勧めは美肌用サプリメントです。食事が不規則だったり、メニュー内容や栄養分に自信がない方は、健康増進用サプリメントがあります。


著者プロフィール:米井 嘉一(よねい よしかず)
1958年東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒。現在、日本鋼管病院内科・人間ドック脳ドック室長、
(株)サウンドハウス産業医。
米井抗加齢研究所所長
(http://www.yonei-labo.com/)
Anti-Aging Medicine(抗加齢医学)の伝道師としてテレビ、ラジオ、雑誌等で活動中
日本抗加齢医学会HPはこちら

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