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コラム 09月15日更新

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老化を防ぐ最先端医療
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Dr,米井のアンチエイジング講座 パート2

内から外からお肌のアンチエイジング(15)

  症状ごとの特殊ケア その1 「肌の老化」

◆表皮のケア

 表皮は身体の一番外側を覆っているところで、からだを守る防護壁といえます。お肌のお手入れを話題にするときは、殆どの場合表皮のケアが問題になります。
 表皮の一番下の基底層では細胞の分裂が盛んに行われ、有棘層、顆粒層を通り、皮膚の表面に達して、角質細胞になります。お肌の美と健康のためには、このターンオーバーがきちんと行われることが大切で、ストレスを溜めず睡眠を充分にとることが必要です。
 基底層にはメラニン細胞(メラノサイト)があります。本来は紫外線から体を防御することが目的の細胞ですが、加齢とともにメラニン色素が皮膚に沈着してしまうことによってシミが形成されます。30歳を過ぎたら紫外線をできるだけ避けること(UVケア)が予防の基本です。
 皮膚の一番上層は角質層です。一般的に行われているスキンケアの殆どは、この角質のお手入れ程度です。さまざまな化粧品が出ていますが、細胞のターンオーバーがきちんと行われ、角質細胞が規則正しく、うろこのように並ぶことの方が大切です。化粧ののり、お肌の具合が悪いからといって、化粧品を頻繁に取り替えるよりも、もっと体の内側から良くすることを考えましょう。

◆真皮のケア

 真皮は表皮のすぐ下側にあり、表皮をサポートしている層です。毛細血管や結合組織(間質)、神経等と共に、皮脂腺、汗腺(エクリン腺)もあります。皮脂腺・汗腺は、毛細血管から酸素や栄養分を供給されて皮脂や汗をつくります。この皮脂と汗によって、肌は弱酸性に保たれています。また、この層に神経が分布しているので、ストレスなどがあると抹消の神経線維を通じて真皮へ影響を及ぼすと考えられます。
 結合組織にはヒアルロン酸などの多糖類が多く含まれ、肌の潤いを保つのに大切です。部屋の湿度が乾き過ぎないように注意し、水分を十分にとりましょう。補酵素Q-10(コエンザイムQ-10)、フラバンジェノール、イソフラボン、コラーゲン、グルコサミン、フコダインなどのサプリメント補給も有効です。ビタミンCの誘導体が、コラーゲンの生成を促すこともわかってきています。
 呼吸法によって酸素不足を防ぎ、二酸化炭素や老廃物がたまらないようにすること、普段からのストレッチやマッサージ、そして入浴により、毛細血管の血流を良くすることが大切です。

◆皮下組織のケア

 皮膚の中で一番下の深いところにある層です。皮下脂肪が大半を占めており、からだのクッションの働きと体温調節の働きをしています。皮下組織は、また女性らしいまろやかな体型を形づくるのに貢献しています。
 皮下組織のケアについては、また改めて紹介いたします。


著者プロフィール:米井 嘉一(よねい よしかず)
1958年東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒。現在、日本鋼管病院内科・人間ドック脳ドック室長、
(株)サウンドハウス産業医。
米井抗加齢研究所所長
(http://www.yonei-labo.com/)
Anti-Aging Medicine(抗加齢医学)の伝道師としてテレビ、ラジオ、雑誌等で活動中
日本抗加齢医学会HPはこちら

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