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コラム 08月15日更新

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Dr,米井のアンチエイジング講座 パート2

内から外からお肌のアンチエイジング(12)

  運動療法
 運動療法は大きくわけて、有酸素運動(ジョギング・エアロビクス・ジャズダンスなど)、筋力トレーニング、ストレッチ(柔軟体操)の3つがあります。
 朝めざめたら、まずストレッチ。そしてジョギングといきたいところです。多くの女性は、この辺で満足してしまいがちですが、ここはなんとか筋力トレーニングを加えてください。筋肉トレーニングというと、すぐにマッチョを想像してしまう人もいますが、誰もそんなことは言っていません。ただでさえ、女性は男性よりももともとの筋肉量が少なく、筋肉というものは加齢とともに徐々に少なくなってしまうものなのです。70歳以上で寝たきり状態になってしまう原因は、骨粗しょう症だけではなく、筋肉が衰えることによって骨や関節を保護する力が弱まるからなのです。特に女性にはこの傾向が強くみられます。
 また、適度な運動はストレスの発散にも効果的で、良質な睡眠をもたらしてくれる作用もあります。呼吸法とストレッチを組み合わせたヨーガもおすすめです。ストレスも睡眠障害もお肌の健康の敵です。せっかく美容外科できれいにした肌をきれいに保つためにも、生活に運動を積極的にとりいれてください。適度な運動は、肌に好ましい作用があります。ただし、競技スポーツなどハードにやりすぎると、かえってストレスになってしまいます。アンチエイジングのための運動療法1日1時間以上のジョギングは意味がありません。その分をうまく筋肉トレーニングやストレッチにわりふりましょう。30歳を過ぎたら紫外線の浴びすぎに気をつけましょう。日光浴は1日20分が限度です。

皮膚の局所療法
 皮膚の老化の大きな原因である紫外線対策(UVケア)は重要です。化粧用のファンデーション・ローション・クリームなどを用いる場合でも、UV対策がなされているものを使用します。皮膚の角質の保湿目的では、尿素を含む軟膏(商品名 ウレパール・ケラチナミン)などの保湿クリームが有効です。これにより皮膚の刺激が真皮に達するのを予防します。
最近では、ビタミンCなどを含む軟膏・クリームなども多く市販されていますが、水溶性ビタミンCは皮膚からのビタミン吸収効率が低く、その効果は弱いでしょう。
・レノバクリーム
 オルト社(アメリカ)が開発したこのクリームの特徴は、レチノール酸を使用していることです。最初に洗顔をして、お化粧をよく落とし、皮脂を取りのぞきます。肌が完全に乾くまで20〜30分間待ちます。次に、薄くこのクリームを塗ります。使いはじめて1〜2ヶ月で、肌がスベスベしてきて、2〜3ヶ月で、シミ・小ジワが消えはじめます。5〜6ヶ月で、肌の小ジワが減ってきます。
 レノバクリームは、レチノイン酸が表皮と真皮の細胞核に直接作用して、その働きを活性化させて、肌を再生します。しかし、皮がむける、肌が赤くなる、紫外線を防ぐ力が落ちる等の弱点があります。
・カイネレースクリーム
 アメリカのICN社が開発した「カイネレース」は、カイネチンという植物ホルモンの一種が主成分です。植物ホルモンながら、ヒトの皮膚の線維芽細胞にも働いて、その寿命を伸ばすことが確かめられています。効果が高く安全で、肌のシミ・シワの改善に有効。皮膚の副作用がほとんどないのが特長です。肌の若返り用スキンケアとして、おすすめできるクリームです。



著者プロフィール:米井 嘉一(よねい よしかず)
1958年東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒。現在、日本鋼管病院内科・人間ドック脳ドック室長、
(株)サウンドハウス産業医。
米井抗加齢研究所所長
(http://www.yonei-labo.com/)
Anti-Aging Medicine(抗加齢医学)の伝道師としてテレビ、ラジオ、雑誌等で活動中
日本抗加齢医学会HPはこちら

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