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コラム 08月15日更新

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Dr,米井のアンチエイジング講座 パート2

内から外からお肌のアンチエイジング(10)

  美と健康のための生活習慣 その5
 
芸術(アート&ミュージック)
 「良きものは人を良く癒す」という言葉があります。美しい絵や美しい音楽は、見る人、聞く人の心を癒します。レンブラントに癒される人、モディリアーニに癒される人、ショパンに癒される人、はたまた、ジャズやロックに癒される人、その素材は人それぞれでしょう。しかし、画風やジャンルの違いはあっても、非常に高い芸術性を持った「良き絵画」、「良き音楽」は古今東西を問わず、人に癒しをもたらすのです。
 さあ、アンチ・エイジングの時代、たとえあなたが60歳としても、この先何十年も健康で、楽しい生活が待っています。遠い祖先のことを想いだして、芸術活動の一端にふれてもいいのではないでしょうか。
 「富士山が高くて、美しいのは、すそ野が広いからです。」
 60歳の手習いをはじめて、まずは「すそ野」になること。山の頂きの偉大な芸術家たちを目指して、すそ野から歩き始めましょう。別に芸術にこだわらなくても、なにか夢中になれそうなものを探せられれば良いのです。

井戸端会議

 アンチ・エイジング・ライフのためにも、コミュニケーションは重要な要素です。特に女性の場合、言語中枢が発達しているため、豊かな感情を巧みに言葉として表現することができます。一般的には口ベタは男性が多く、女性は少ないと言われていますが、「女性が男性よりも長生きするのは、井戸端会議のおかげである」という説をとなえる学者もいます。
 また、入院した子供の回復度調査では、家族に頻繁にお見舞いにきてもらえる子供の方が、お見舞いに来てもらえる回数の少ない子供よりも病気の回復が速やかです。コミュニケーションによって、病気の治り方にまで影響が出てくるのです。
 皆さんは、「乳ガン友の会」という言葉を聞いたことありますか。乳ガンにかかってしまった患者さんの集まりなのですが、とりたてて医学的になにをしているわけではありません。ただ集まって、悩みや苦労をうちあけたり、新しい情報を提供しあったり、実際のところは、乳ガンと全然関係ない話をしている時間がずっと長かったりします。遠方でミーティングに来られない方には、誰かが電話で「どう、元気?」なんて声をかけてあげます。それだけのことなのですが、「友の会」に入っている人とそうでない人との間には、ガンの治り具合、再発の頻度には、明らかな差があるのです。
 もちろんコミュニケーションだけの効果ではありません。話をすること、それによってもたらされる希望と夢、「自分は一人ではないのだ」という連帯感が大切なのでしょう。
 せっかく美容外科でお肌をきれいにしてもらったのですから、同志たちがサロンに集まって、「ああだ、こうだ」と、井戸端会議を繰り広げながら、気持ちいいエステを受けるというのは、きっと良いことに違いありません。


著者プロフィール:米井 嘉一(よねい よしかず)
1958年東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒。現在、日本鋼管病院内科・人間ドック脳ドック室長、
(株)サウンドハウス産業医。
米井抗加齢研究所所長
(http://www.yonei-labo.com/)
Anti-Aging Medicine(抗加齢医学)の伝道師としてテレビ、ラジオ、雑誌等で活動中
日本抗加齢医学会HPはこちら

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